リフォームとリノベーションの費用を相場と共に大解剖!
2020/07/31
リフォームとリノベーションの費用を相場と共に大解剖!
リフォームとリノベーションの費用を相場と共に大解剖!
リフォームやリノベーションという言葉について色々ご紹介しましたが、実際はどれだけの費用がかかってくるのか。
今回は、リフォームとリノベーションの相場や少しの工夫で通常よりも費用を抑える方法をご紹介します。
リフォームとリノベーションに必要な費用
リフォームとリノベーションではそれぞれ相場が違います。
工事費用と工事外の費用があり、それぞれ別の費用になります。
さらには、業者によってもかかる費用が異なるためしっかりと選定する必要があります。
リフォームの費用
リフォームの工事費用は大きくわけて材料費、施工費、諸経費になります。
材料費とは、トイレなどの設備や壁材や床材などの資材の事を指します。
施工費とは、人件費を指していて工事をするための費用になります。
諸経費とは、スケジュールなどの現場管理費や営業経費などを指します。
また、工事以外の費用は設計費、トランクルーム、駐車場代などが掛かってきます。
工事以外の費用は工事の規模によって異なり、規模が大きければ大きいだけ長くなるので駐車場代やトランクルーム代金も高くなります。
さらに、工事費用の内容を詳しくすると以下になります。
仮設工事 |
工事前の下準備として、足場を組む・傷を付けないようにシートを敷くなどの作業です。 |
解体・撤去工事 |
リフォームをするうえで不要となるものを解体・撤去する作業です。 |
木工事 |
大工が木材を使用して行う工事のことです。
|
建具工事 |
屋内にあるドアや引き戸、障子などの窓のサッシ工事です。
|
内装工事 |
床や壁、天井の下地や仕上げ工事の事です。
|
給排水設備工事 |
配管工事などの水回りの設備機器取り付け作業です。
|
電気工事 |
屋内や屋外の電気関係の配線工事です。
|
左官・タイル工事 |
漆喰やモルタルを塗る作業やタイルを張る工事です。
|
塗装工事 |
現場で床や壁に塗装をする工事です。
|
家具工事 |
収納スペースや洗面カウンターなどを造作する工事です。
|
※これらは例なので全てが一度に含まれているわけではありません。
修繕箇所で費用は異なる
工事費用は、リフォームをする箇所によって変わり、安くて20万円程、高ければ300万円を超えることもあります。
また、一戸建てかマンションかでも値段は変わることがあります。
各工事箇所の相場の目安です。
キッチン |
約50~150万円 |
浴室 |
約50~150万円 |
トイレ |
約20~50万円 |
洗面 |
約20~50万円 |
リビング |
平米(平方メートル)あたり約1~3千円 |
寝室 |
約20~80万円 |
玄関 |
約20~40万円 |
廊下 |
約30~40万円 |
和室 |
約30~60万円 |
洋室 |
約30~60万円 |
収納 |
約30~40万円 |
フローリング・床 |
約60~90万円 |
リフォーム業者の選定が大切!
・自身の理想を現実に再現してくれるためのヒアリングや、過去の経験による提案・アドバイスなどを親身になって相談できる業者を見つけるためにも複数の業者を見比べる必要があります。
・ネットの口コミの評価だけではなく、過去の実績などから、デザインや気をつけているポイントなどが詳細に記載されているのか、HPなどで把握することが大切です!
・費用を抑えることを意識しすぎて安い業者選んでしまうと、アフターフォローがない場合があります。特にリフォームなどは年数が経ってから悩みや困ったことが発生する場合が多いため、アフターケアなどもしっかりできるリフォーム業者がオススメです。
・リフォーム補助金やリフォーム減税などを有効に活用しくれるリフォーム会社なのか確認する。
リノベーションの費用
リノベーションもリフォームと工事費用の内容はあまり変わりませんが、様々なステップの工事があるため施工費が多くかかってしまいます。
また、工事以外の費用ではトランクルームはもちろん、仮住まいや引っ越し、運送費などがリフォームと違い多くかかります。
リノベーションの工事は4~5カ月ほどですが、工程が上手くいかない場合であればさらにかかる可能性がある為、どれほど必要になるかという確実な金額は分かりません。そのため、リフォーム・リノベーション会社との綿密な話し合いや、工事計画などが必要になってきます。
新築よりも費用は安い
築年数や地域にもよりますが、大体4~5割程新築よりも中古物件を購入してリノベーションをする方が安くなります。
元々新築でと考えている人にとっては、同じような立地や広さの中古物件を買ってリノベーションすることでより良い条件の物件に住むことが出来ます。
また、中古であれば住みたい街や環境、広さなどの好きな条件で多くの物件から希望のものを探すことが出来るので多くのメリットがあります。
手を加える範囲を明確にする
手を加える範囲を明確にすることで、費用を抑えることができます。
あれもこれもと何でも付け加えすぎてしまうことで、想像していたよりも予算がオーバーしてしまった、必要のない無駄な部分まで工事してしまったとならないためにも範囲を明確化することをお勧めします。