床暖房のリフォームで寒い冬でも快適!施工方法や費用とメリットを解説!
2021/07/18
床暖房のリフォームで寒い冬でも快適!施工方法や費用とメリットを解説!
床暖房のリフォームで寒い冬でも快適!施工方法や費用とメリットを解説!
毎年冬の寒さがだんだん厳しくなりつつありますが、そんな寒い冬でも床暖房が備わっているだけで家の中での快適さが全く違ってきます。
今回は、床暖房のリフォームでのメリットや施工方法や費用をご紹介します!
床暖房はやっぱり快適?
床暖房は、床下に設置した装置が熱源となり、足元から効率的に部屋を暖めてくれる仕組みです。
暖房器具は床下に隠れているため、部屋の雰囲気を損ねることもありません。
さらに、火を使わないので安全ですし、水蒸気が発生しないため結露に悩まされることもありません。
エアコンと違い、埃を舞い上げることもないので安心して利用できます。
しかし、熱が伝わるまでに時間がかかってしまうので、すぐに部屋を温めたい時には向きません。
床暖房の設置費用や工期は?
床暖房の種類
床暖房には「電気ヒーター式」「水温式」の2つのタイプがあります。
【電気ヒーター式】
熱源が電気で、温まるまでに時間がかかってしまいますが、設置工事は簡単で、リノベーションに適しています。
ただし、ランニングコストが高くなる傾向にあります。
使用頻度の少ないご家庭や、部分的に設置を検討している場合にはこちらのタイプがおすすめです。
メンテナンスも不要です。
電気ヒーター式の設置費用は6畳あたり、30〜55万円です。
【水温式】
お湯を循環させるタイプです。
電気ヒーター式に比べて加熱速度は早く、ランニングコストも安い傾向にあります。
しかしながら、給湯器などの熱源機を設置するスペースが屋外に必要です。
また、使用頻度や範囲が多い場合に適している一方、工事の規模が大きく工費が高額です。
メンテナンスも定期的に必要となるので注意が必要です。
温水式の設置費用は6畳あたり、33〜65万円です。
床暖房の貼り方
そして、床暖房は貼り方も種類があります。
【直貼り】
既存の床に直接装置を貼り、その上に仕上げ材を張る方法です。
こちらは、施工後の床の高さがやや高くなるため、他の部屋との段差をなくすための工事が別で必要となる場合があります。
ただ、工期は1〜2日で完了します。
直貼りする場合の工費は1畳あたり、5〜8万円となり、そこに本体の設置費用が別途かかります。
【全面張り替え】
既存の床を一度剥がして装置を埋め込む方法です。
こちらは床の高さが変わらないので、バリアフリーの環境に適した施工方法です。
ただ、工期は4日ほどかかることもあるので注意しましょう。
全面張り替えの場合の工費は1畳あたり、8〜11万円とやや高く、そこに本体の設置費用が別途かかります。
住宅環境や使用方法により、適したタイプや施工費用が変わるため、専門家に相談するのがおすすめです。
床暖房のリフォームは施工費用を見ると高いと感じてしまう額ですが、設置すれば冬を快適に過ごせる手段となります。
冬の寒さにストレスや悩みを感じている方は、検討してみてはいかがでしょうか?