トイレをフローリングにして後悔?失敗理由と改善ポイントを解説!
2022/04/29
トイレをフローリングにして後悔?失敗理由と改善ポイントを解説!
トイレをフローリングにして後悔?失敗理由と改善ポイントを解説!
トイレのリフォームを行ったことがある方でフローリングを利用して後悔したという方は多いのではないでしょうか。
トイレは水回りなので、木材などの水に弱い素材を利用してしまうと、劣化がとても速いということは良くある失敗例です。
しかし、どのように対応すればよいのか分からない方がほとんどだと思います。
今回は、トイレをフローリングにすると後悔する失敗の理由と、改善するためのポイントを解説していきます。
トイレをフローリングにすると失敗する理由
トイレの床材を部屋の廊下などと合わせてフローリングにしてしまい、1年くらいたった頃に見てみたら黒ずみだらけになってしまったという失敗をしている方が多くいます。
なぜフローリングは黒ずみだらけになってしまうのかというと、フローリングは無垢材や複合材という木材でできていて、木材は基本的に水に弱いという特徴があるからです。
そのため、フローリングが水によって腐食してしまい、黒ずみだらけになってしまうということです。
また、フローリングはアンモニアやトイレ用洗剤の成分などにも弱いので、トイレの床材としてはあまりオススメはできません。
フローリングの改善ポイント
改善ポイントとして一番手っ取り早いものが、トイレマットを敷くことで、物理的に水を避ける方法です。
この方法を取ればフローリングが劣化するまでにかかる期間は長くなるかもしれません。
しかし、多くの家庭でこの方法を取っても最終的には2、3年でフローリングに黒ずみが出てきてしまいます。
もし、住宅の統一感を出すために、どうしてもフローリングが良いという場合は、撥水性や防水性が高いコーティングされたフローリング材を選ぶことがオススメです。
また、トイレの床材は、つなぎ目が少ないものを選ぶことで、溝にゴミが溜まることがないため、掃除機や埃取りシートなどの掃除もラクになります。
トイレの水跳ねは、目に見えないところに飛び散っている可能性もありますので、水分は必ず直ちにふき取り、こまめに掃除し乾燥させましょう。
また、トイレマットも大きいものを置くことで少しではありますが、フローリングの劣化を遅らせることができますので、しっかり対策を施しましょう。
トイレの床材はクッションフロアかタイルがオススメ!
現在、フローリングから別の床材を張り替えるのにかかる費用の相場は、約5万円前後になります。
その際に、トイレの床材に利用する素材でオススメの床材は「クッションフロア」や「タイル」です。
中でも、クッションフロアは水回りの定番と言われるほどなので、トイレの床材としては相性抜群です。
また、クッションフロアはタイル調やフローリング調など、さまざまデザインに富んでいるため、機能性の相性が良く、トイレの雰囲気を変えることができるクッションフロアがオススメです。
もちろん、機能性もありつつ本格的なデザイン性を求めている方は、タイルフロアもオススメです。
トイレの床材をフローリングにして失敗したと思われた方は、長い目で考えたら見た目も良く、手入れもラクな床材をリフォームすることをオススメします。
ご予算やデザインなどのお悩みがありましたら、お見積りも兼ねて、ぜひお気軽にご相談ください。