室内階段をリノベーション!階段の種類やメリット・デメリットを解説!
2023/01/02
室内階段をリノベーション!階段の種類やメリット・デメリットを解説!
室内階段をリノベーション!階段の種類やメリット・デメリットを解説!
室内階段は家の安全性、印象を決める重要な役割を果たしています。
室内階段には様々な種類があるため、リノベーション時にどの種類を選択すればよいのか迷われる方も多いはずです。
今回は、室内階段の種類やそれぞれのメリット・デメリットについて紹介していきます。
室内階段の種類とメリット・デメリット
室内階段の種類には、主に「直階段」「かね折れ階段」「折り返し階段」「螺旋階段」の4種類があります。
それぞれの特徴とメリット・デメリットについて紹介していきます。
・直階段
直階段は、上下階を一直線で繋ぐ階段です。
日本の住宅で最も多く使用されている階段です。
〈メリット〉
形がシンプルなため、他の種類の階段と比べ費用が安く済む点がメリットです。
スペースがあまり必要ないことから、階段の設置スペースが限られている家庭にも向いています。
〈デメリット〉
階段の角度が急になってしまうケースが多いため、お年寄りや小さなお子さんにとっては階段の上り下りが負担になってしまう点がデメリットです。
また、足を踏み外すと階下まで一気に落下してしまう危険性があります。
転倒防止のために手すりをつける、一段あたりの高さを低くする、階段の途中に踊り場を設置するなどの対策をとることで安心する階段になります。
・かね折れ階段
かね折れ階段とは、階段途中の踊り場でL字型など90度に折れ曲がっている直角階段のことです。
「矩折れ」という言葉は、立体の2面が直角に交わっていることを指すことが多く、直角を見て確かめることを「矩(かね)折りを見る」ということから用いられているといわれています。
〈メリット〉
踊り場があるため、階段の上階で転倒してしまった場合に下まで一直線で転がり落ちる危険性がありません。
また、直階段よりも傾斜を緩やかにできるため上り(のぼり)下り(おり)しやすくなります。
〈デメリット〉
直階段よりも広い設置スペースが必要になります。
また、費用が直階段に比べ高くなります。
階段下にスペースができてしまうため、収納場所として有効活用することがオススメです。
・折り返し階段
折り返し階段は、途中の踊り場で180°向きを変えるコの字型のように折り返される階段のことです。
〈メリット〉
かね折れ階段と同様、踊り場があるため階段で転んだ時に下まで落下をする心配が少なくなります。
また、上り下りの途中に休憩できる踊り場があり、年配の方にもやさしい作りになっています。
〈デメリット〉
かね折れ階段よりもさらに設置スペースが多く必要になります。
また費用も直階段、折り返し階段に比べ高くなりがちです。
踊り場をフリースペースとして利用するのもよいでしょう。
・螺旋(らせん)階段
中心の柱を軸に、ステップがらせん状になった階段です。
〈メリット〉
少ないスペースで設置することができます。
光を遮るものが少ないため、採光性に優れており階段も部屋も明るくなります。
また、デザイン性が高く存在感があるため、家の中がおしゃれな雰囲気になるのは最大の魅力です。
〈デメリット〉
費用が高いことがデメリットです。
ステップとステップの間に隙間のあるデザインが多いため、足を踏み外す危険性が他の階段より高くなってしまいます。
他にも、ステップの幅が狭いデザインも多いため大型家具の搬入が難しいです。
階段には様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。
メリット・デメリットを理解した上で、ライフスタイルや間取りなどに合った種類の階段を選択するようにしましょう。
ロルフでは、お客様のご予算やご要望をお伺いし、お客様に最適な階段のリノベーションをご提案させていただきますので、ぜひお見積もりも兼ねてお気軽にご相談ください。