二世帯住宅その後(親の死後)はどうする?中古は売れないから賃貸?
2023/03/26
二世帯住宅その後(親の死後)はどうする?中古は売れないから賃貸?
二世帯住宅その後(親の死後)はどうする?中古は売れないから賃貸?
二世帯住宅は、親世帯と子世帯がお互いサポートしあいながら暮らせるという点が魅力の一つです。
二世帯住宅へのリフォームを考えているけれど、親が亡くなった後にどうしたらよいのかわからず、リフォームを悩まれる方も少なくありません。
今回は、二世帯住宅のその後(親の死後)はどうすればよいのか活用方法について紹介していきます。
二世帯住宅のその後(親の死後)はどうする?
二世帯住宅で親が亡くなり、親世帯の部分が空いてしまった場合は、主に「売却」「賃貸」という2つの選択肢があげられます。
・売却する
二世帯住宅で親世帯がいなくなった場合、家全体を売却するという選択肢があります。
余ったスペースの管理を負担に感じ、家族構成に合う間取りの家に引っ越しをしたいと希望される方も珍しくありません。
しかし、二世帯住宅は通常の住宅よりも売れにくいと言われているため注意が必要です。
二世帯住宅は、それぞれの家庭のライフスタイルや家族構成に合わせて設計されているため、購入者のニーズと一致することが難しくなります。
二世帯住宅には「完全同居型」「部分共有型」「完全分離型」の3種類がありますが、将来的に売却を考えている場合は、買い手がつきやすいと言われている「完全分離型」にリフォームすることがオススメです。
「完全分離型」であれば、現代人のライフスタイルにマッチしやすいため、売れやすい傾向にあります。
・賃貸にする
親世帯が使っていたスペースを賃貸にするという選択肢もあります。
その場合、玄関、トイレ、お風呂などすべての住居空間が別々の「完全分離型」であれば、それぞれの空間で暮らせるようになっているためすぐに賃貸にすることが可能です。
玄関を別の離れた場所にする、電気やガスメータ―を分離する、生活音が気にならないよう防音対策をするなど、設計時から将来賃貸にすることを見据えて工夫をしておくとよいでしょう。
また、二世帯住宅に住む子世帯に兄弟がいて、親世帯が共有名義となる場合は、賃料の分配や家の管理について後々トラブルにならないように、兄弟間でしっかりと話し合いをしておく必要があります。
二世帯住宅で親世帯がいなくなった場合、売却する、賃貸にするという2つの選択肢があります。
二世帯住宅にリフォームをする場合は、親世帯がいなくなった時のことまでしっかりと考えたうえで設計をしておくと、後から困ることがないでしょう。
ロルフでは、お客様のご予算やご要望をお伺いし、お客様に最適なリフォームをご提案させていただきますので、ぜひお見積もりも兼ねてお気軽にご相談ください。