二世帯住宅を一世帯へリフォームする費用や注意点を解説!
2023/03/28
二世帯住宅を一世帯へリフォームする費用や注意点を解説!
二世帯住宅を一世帯へリフォームする費用や注意点を解説!
二世帯住宅に住んでいる場合、親世帯が老人ホームに入居する、亡くなるなどして親世帯が住んでいたスペースが使われなくなることがあります。
二世帯住宅に住む予定の方は、将来一世帯へリフォームする場合の費用も知っておくと安心です。
今回は、二世帯住宅を一世帯へリフォームする費用や注意点をご紹介させていただきます。
二世帯住宅を一世帯へリフォームする費用や注意点
二世帯住宅を一世帯にリフォームすることを考えているけれど、費用がどれくらいかかるかわからないという方も少なくないでしょう。
二世帯住宅には「完全同居型」「部分共有型」「完全分離型」の3種類があり、それぞれリフォーム費用が異なります。
・完全同居型をリフォーム
完全同居型の二世帯住宅の場合、キッチンやトイレ、リビングなどすべてを共有しているため、一世帯住宅へのリフォーム費用はそれほどかかりません。
部屋数が多い場合は、二つの部屋を一部屋に繋げるリフォームを行うことがあります。
その場合のリフォーム費用の相場は約20~70万円です。
壁の撤去をし、壁や床などを簡単に補修するだけであればそれほど費用がかかりませんが、全体的に仕上げ材の張替えを行う場合は費用が多くかかります。
〈注意点〉
完全同居型の場合、そのまま使用しても支障がないため必要最小限のリフォームですませることも多くあります。
しかし、空いている部屋に行くのが面倒で結局使わなくなってしまうなどといったこともあるため注意が必要です。
一世帯にリフォームする場合は、今後空いたスペースをどのように使用するか考えた上で行うとよいでしょう。
・部分共有型をリフォーム
部分共有型の場合、どの部分を共有していたかによってリフォームにかかる費用が異なります。
水回りを共有していた場合は、壁の撤去だけで済みますが、浴室やトイレなどを別にしていた場合は片方を撤去する費用が必要になります。
壁の撤去にかかる費用は約5~30万円ほど、トイレや浴室、洗面所の撤去費用は約60万円~100万円ほどです。
〈注意点〉
間取り変更をする場合、家の構造によっては撤去できない壁があるため注意が必要です。
二世帯住宅へリフォームを行う場合は、将来的に一世帯住宅へリフォームすることも考えて、壁を取り外しやすいものにしておくことがオススメです。
・完全分離型をリフォーム
キッチンやリビング、玄関などがすべて二世帯分設置されている完全分離型を一世帯住宅にリフォームする場合には、大規模な工事が必要になります。
家全体をリフォームする場合の費用は約900~1200万円ほどです。
〈注意点〉
完全分離型の場合、中途半端にリフォームをしてしまうと使いにくくなってしまうことが多くあります。
間取り変更を兼ねたフルリフォームやスケルトンリフォームで、家族が使いやすい住まいにするとよいでしょう。
二世帯住宅を一世帯住宅にリフォームする費用は、二世帯住宅の種類により異なります。
リフォーム後の生活を意識して計画をすれば、満足のいく一世帯住宅へのリフォームができます。
ロルフでは、お客様のご予算やご要望をお伺いし、お客様に最適なリフォームをご提案させていただきますので、ぜひお見積もりも兼ねてお気軽にご相談ください。