マンションリフォームの注意点2
2020/06/18
マンションリフォームの注意点3〜4
注意③ マンションの管理組合に事前に相談する
所有しているマンションや、購入を検討している中古マンションをリフォームしようと検討している際には、事前に「マンションの管理組合に相談する」ようにしましょう。
これは、室内のどういった箇所ならリフォームをして良いのか、専有部分と共有部分をしっかり確認するためにも大切なことですが、その他にもリフォームに関する細かい管理規約の有無、届出の必要性などを確認する機会でもあります。
また、通常マンションでは、管理組合が中心となって計画を立て、定期的に共有部分のリフォームを行っています。
管理組合が主体となって行うリフォームが実施されているときには、リフォーム会社のスタッフが多く出入りしますし、建材などを運搬する重機などが入る場合もあるため、個人で行うリフォームの日時がかぶってしまわないように注意する必要があります。
注意④ 同じ階や上下階などの近隣住民には配慮が必要
マンションでは、リフォームできる場所とできない場所があるため、管理規約に書かれた内容をきちんと守るということが大切です。
そして、それと同時に気をつけるべきことが「近隣住民への配慮」です。
別室とはいえ、同じ建物に暮らしている近隣の方々には、リフォームを実施することで生じる騒音やニオイ、業者の出入り、建材などの置き場所の確保など、何かと迷惑をかける可能性が高いため、リフォームを行う前には必ずご近所へ挨拶に伺うようにしましょう。
特に、同じ階や上下階などに暮らすご近所への配慮は欠かさず、マンションの管理組合やリフォーム会社などと相談しながら、トラブルに発展させないように気を配ることが大切です。
戸建て住宅と同じく、時が経つにつれ消耗品であるマンションにも徐々に不具合が生じてきます。
そういった際に考えるのが古くなったマンションのリフォームであり、他にも中古マンションを購入して自分好みの部屋にしたいといった際にもマンションをリフォームすることがあります。
マンションリフォームは戸建て住宅のリフォームとはまた違い、気をつけるべき点がいくつかあるため、後悔のない正しいリフォームをするためにも今回紹介した注意点などをぜひお役立てください。