リフォームとリノベーションの違いとは!
2020/06/21
リフォームとリノベーションの違いとは
リフォームとリノベーションの違いとは
リフォームとリノベーションには、定義された明確な違いはありません。
しかし、リフォームとリノベーションには、行う「目的」によって違いがあります。
「リノベーションに特化」と宣伝している企業なども多いなか、両者のどちらを選べばよいか迷う人も多くいます。
今回はリフォームとリノベーションの違いや、両者の目的・特徴・費用などを紹介します。
リフォームとリノベーションの違いは「目的」
リフォームとリノベーションは、国や法律によって明確に違いを定義されているわけではありません。
「この工事をしたらリフォーム」「この規模の工事をしたらリノベーション」と明確に決められていません。
では両者はどのように違っているのか、それは工事をする「目的」です。
リフォームは「修理」が目的になります。
リノベーションは「性能の向上・用途の変更」が目的になります。
店舗や自宅などを修理して、元の、できた当初のような状態に戻すのか。
またはできた当初のような状態でなく、新しい部屋や機能を付けた状態に変えるのか。
もしくは住宅だった部屋をオフィスに変えるのか。
両者はどのような目的をもって工事をするのかで区別をされるのが一般的です。
もちろんリフォームでは耐震性や断熱性の機能を高められない、リノベーションでは店舗や住宅の修理ができない、ということはありません。
両者のどちらかを専門家に依頼したいと考えているなら、店舗や住宅をどうしたいのか、という「目的」を考えて依頼しましょう。
リノベーションを依頼するときは優先順位と予算を決めよう
リノベーションを依頼するときは、どこを工事するかなどの優先順位と予算を決めておきましょう。
予算に限りがないのであれば問題ありませんが、多くの人は予算が大まかに決まっているはずです。
そこで、どの部分は絶対に変えるのか、もしくはどの部分は最悪変えなくてもよいのかなど優先順位を付けましょう。
優先順位を付けることで予算内で全部の要望が通らなくても、満足のいく住宅や店舗にできます。
もしくは要望のなかでも予算を重点的にかけるものと、そこまで予算をかけないもので分けられます。
優先順位や予算をしっかりと設計会社や建築会社に伝えて、打ち合わせすることも大切です。
リノベーションは自治体や要件によって、国や自治体から補助金を受け取れます。
補助金制度を活用すればリノベーションの費用をおさえることができます。