丸窓へリフォーム

丸い形の窓があるお家は、見る者の目を惹き、家全体を魅力的に映らせる効果があります。

しかし、丸窓を取り入れているお家を見る機会は意外にも少なく、実際はどうなのか気になる方もいらっしゃるとおもいます。

今回は、丸窓へのリノベーションについてご紹介します。

1.丸窓ってどんな窓？

丸窓は、一般的な住宅ではあまり見かけませんが、寺院や仏閣、和モダンな旅館など日本の伝統的な文化を取り入れた建物に多いのが特徴です。

実は全国各地に丸窓で有名な寺院が点在します。

伝統的な建築物に取り入れられるだけあって、丸窓は和テイストのお部屋と相性が良く、さらにモダンな雰囲気になります。

外観もスタイリッシュで、デザイン性の高さが魅力的です。

さらに、多くの人を魅了する丸窓は、庭の風景をより美しく見せてくれたり、窓自体にステンドグラスの装飾を施すことで、窓が主役になったりとさまざまな顔を見せてくれます。

ちなみに、丸窓のほとんどは、いわゆる「はめ殺し」という開閉することができない窓となっています。

丸窓は、防犯意識が高い方も安心して取り入れられます。

2.丸窓を取り入れる前にチェック！

丸窓は、高いデザイン性が魅力的ですが、丸窓ならではの注意点があります。

一般的な四角い窓に比べると需要が少ないため、窓自体の費用が高く、設置するための工期は長くなりがちです。

具体的には、窓の費用が四角い窓の7倍ほど、工期は2倍ほどになります。

さらに、オーダーメイドの丸窓となると、さらに高額になるのは間違いありません。

需要の低さが、価格と工期に直結しているので、事前に見積もりを出してもらうのが安心です。

また、はめ殺しであるがゆえのデメリットもあります。

まずは、窓掃除の難しさです。

メーカーによっては開閉できるタイプもありますが、窓を取り外すことはできないので、高所にある窓は外からの掃除が気軽にできません。

見た目だけでなく、お手入れのことも考慮して設置を検討しましょう。

そして、換気ができないことも覚えておきましょう。

一年を通して過ごしやすい部屋となるように、空調設備を整えるのがおすすめです。

したがって、窓の取り付け費用とは別に、出費を覚悟しなければなりません。

 

丸窓の注意点は、いくつかありますが、取り入れれば、素敵な空間となることは間違いないでしょう。

モダンな空間を作りたい方はもちろん、他と差別化したい方も、検討してみましょう。

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