ベランダのリノベーションで寿命を延ばす?メリットや施工費用を解説!
2021/07/25
ベランダのリノベーションで寿命を延ばす?メリットや施工費用を解説!
ベランダのリノベーションで寿命を延ばす?メリットや施工費用を解説!
ベランダは洗濯物を干したり、観葉植物や家庭菜園などをしたりと、様々な用途に使用できますが、実は寿命が短いとされています。
今回は、ベランダをリノベーションするメリットや費用などについてご紹介します!
ベランダをリノベーションするメリットは?
そもそも、気にしたことがある方は少ないかもしれませんが、ベランダにも寿命があり、その目安の期間は10〜12年と、意外と短いのです。
太陽からの紫外線や雨風に晒されて、どんどん劣化が進んでいき、そこに洗濯物を干すために移動したり、物置き場などにすると、床材の素材によっては歪みが生じることもあります。
築10年以上経過している住宅は、見た目以上にダメージを負っている可能性があるので、一度専門家に相談することをオススメします。
もし、ヒビ割れや剥がれが見られる場合は、既に防水機能が機能しておらず、雨漏りの原因にもなり、カビや腐食が発生して劣化が早まることもあるので、早急に対処することが大切です。
ベランダリノベーションの施工費用はいくら?
防水の施工を行う場合、3つのタイプがあります。
「FRP」
ベランダでガーデニングやバーベキューを楽しみたいという場合に「FRP」がとてもオススメです。
強度が強く、耐久性に優れているのが特徴で、新築の住宅で採用されることが多いです。
しかしながら、ひび割れをしやすいという難点があるので、早めのメンテナンスが必要となります。
費用は、1㎡あたり5000円〜となります。
「シート防水」
安定した品質を求める場合にオススメなのが「シート防水」です。
耐候性が高く、マンションの廊下などに使用されることが多いです。
一方で、シート状の形状のためベランダの形状によっては施工できない場合もあるので、事前に確認しておくのが無難です。
費用は、1㎡あたり5000円〜となります。
「ウレタン防水」
ベランダの防水メンテナンスで最もメジャーなのが「ウレタン防水」です。
液状の防水材をローラーで塗るため、ベランダの形状に関係なく施工できます。
費用は、1㎡あたり4000円〜となります。
ちなみに、ベランダがない住宅では、後付けでベランダ自体を設置することができます。
施工費用は、2畳ほどの面積で45〜60万円です。
もちろん設置位置やデザインによって、施工費用は変動します。
また、手狭だと感じている場合は拡張もオススメで、拡張の場合は30〜40万円で施工できます。
マンションや賃貸では、ベランダが共用部分としてカテゴライズされていることが多いので、事前に確認しましょう。
また、戸建ての場合も、建坪率を確認した上で施工しましょう。
10年に1度程度で構いませんので、安全なのか確認してみるのが安心なのでオススメです。