コンサバトリー(ガーデンルーム)のメリット・デメリットを解説!
2021/09/08
コンサバトリー(ガーデンルーム)のメリット・デメリットを解説!
コンサバトリー(ガーデンルーム)のメリット・デメリットを解説!
従来のコンサバトリーは、ガラス張りの天井と壁でできていましたが、現在は、断熱性など向上させて居住性の高い空間へと変化してきました。
また最近では、マンションなどお庭がない住宅でもインナーテラスのようにコンサバトリーを設けて、観葉植物などを楽しむ空間づくりをしているようです。
今回は、コンサバトリーのメリット・デメリットを解説していきます。
コンサバトリーのメリット
コンサバトリー自体が、お庭を楽しめるように作られていることから、採光がしっかりとれる仕組みとなっています。
そして、開放的であることが魅力的です。和風のお家だと縁側があり、そこで涼んだり、くつろいだりしますよね。
お庭の景色を眺めたり、植物のお世話をしたりと、コンサバトリーは洋風の縁側のような役割をしています。
また、室内に入ってくる太陽光や外気をコンサバトリーというワンクッションを置くことで、夏は、高い位置にある太陽から降り注ぐ強い日差しを遮りながら外気を運び、コンサバトリーに隣接するリビングなどにやんわり光を取り入れることができます。
冬は、コンサバトリーがあたたかい空間となり、隣接するリビングに優しくあたたかい空気を運んでくれます。
コンサバトリーの一番のメリットといっても過言ではありませんが、自在な他目的スペースであること。
さまざまな趣味をここで楽しむことのできる部屋です。
お客さんをおもてなすことも、自分の趣味の観葉植物やお花を飾ることも、リビングの延長のようにくつろぐことも、ダイニングのように使うこともできます。
コンサバトリーのデメリット
趣味にはお金がかかるというように、キッチンや浴室・トイレといった生活に欠かせないお部屋というより、趣味を楽しむお部屋なので、コンサバトリーを維持していくことにコストがかかります。
まず、固定資産税の課税対象になります。
そして、ガラス張りであるが故に、メンテナンスをしっかりしなければキレイなコンサバトリーではなくなってしまいます。
自分でガラス拭きができるところなら良いのですが、天井や壁の上部には、なかなか手が届かないなんてこともありますよね。
そういったときには、業者に頼まなければなりません。
また、断熱や防寒対策などに力を入れる必要があります。
窓の大きさなど風の通り道を考え、空調の効きを良くすることで、年中使えるコンサバトリーにしたいので、施工段階で工夫していきましょう。