地下室リノベーションのデメリットは?施工費用や注意点を解説!
2022/02/01
地下室リノベーションのデメリットは?施工費用や注意点を解説!
地下室リノベーションのデメリットは?施工費用や注意点を解説!
中古物件を購入したら地下室があった、地下室を趣味部屋のように使いたいと思っている方いらっしゃいますよね。
しかし、地下室というとジメジメと湿気が多い、採光が取りにくい、防災の面からすると避難が困難となるといったように、地下室というだけで、デメリットがあります。
今回は、地下室リノベーションの施工費用や注意点などについて解説していきます。
地下室の特徴や費用について
地下室とは、地面より下にある部屋、または天井高の3分の1が地面に埋まっている場合を地下室といいます。
地下室にも種類があり、全堀タイプと半地下タイプに分けることができます。
全堀タイプですと、天井スラブといって構造上つくる鉄筋コンクリートの床で、天井の方にあるものを指します。
これが施工されていると防音・遮音に優れたお部屋となります。
このタイプは、窓の設置ができないことから人目を気にせず過ごせるといったメリットがあります。
また、全堀タイプの地下室には、ドライエリアを設けることで、地下室でも窓が設けられます。
窓があると採光が取れ、風も取り入れることができます。
半地下タイプは、地形を利用して作ることができ、表から見たら1階ですが裏から見たら地下といったような住宅になることもあります。窓が設置でき、リノベーションするときに材料の搬入がしやすい場合もあります。
地下室のリノベーションとは、内装をガラリと変えることの他に、増設なども含まれます。
地下室をリノベーションするのにかかってしまう費用は、使用目的や土地の条件、現在の地下室の状態または増設箇所の状態によっても変わってきますが、800万円〜1000万円程かかります。
既存の地下室に湿気が多い場合は、防水、断熱などの工事が必要となるので、地下室の施工実績のあるお店で見積もりするとよいでしょう。
地下室のデメリットや注意点について
地下室のリノベーションには、さまざまな注意点があります。
例えば、ドライエリアを設けていても、雨水がしっかり排水できなければ、大雨になったときには地下室が浸水し、命の危険があります。
そのため、水災害を視野にいれての排水設備をしっかりしておく必要があります。
室内と室外の温度差から壁に結露が発生してしまうため、断熱工事が必要です。
そういった基礎的な工事をしっかりしつつ内装工事に取り掛かりましょう。
地下室リノベーションの失敗を恐れる前に、知識や店舗選びをしっかりして情報収集から始めていくと、自分の好みにあった趣味部屋を実現することができるでしょう。