窓のリノベーション費用や重要性とは?窓が変われば一年中快適に過ごせる!
2021/06/12
窓のリノベーション費用や重要性とは?窓が変われば一年中快適に過ごせる!
窓のリノベーション費用や重要性とは?窓が変われば一年中快適に過ごせる!
住宅になくてはならない窓ですが、窓の重要性を感じている方は多くはありません。
窓が割れるなどしない限り、窓のリノベーションを考える方は少ないかとは思いますが、実は快適な住まいに窓は必要不可欠なんです!
今回は、窓のリノベーション費用や注意点と重要性についてご紹介します。
窓の重要性とは?
窓やサッシがしっかりと機能している住宅は、冬は暖かく、夏は涼しく保たれます。
これは、窓自体に断熱効果が備わっているためで、この断熱効果により、冷暖房の効きも良く、効率的に適温を保つことができます。
しかし、築年数が経過している住宅の窓はシングルガラスとアルミサッシが取り付けられていることが多く、それらの窓では断熱性が低く、外気温の影響を受けてしまいます。
また、冬場になると結露も発生しやすいという住宅にとって、悪影響となってしまうのです。
窓のリノベーション費用や注意点は?
窓のリノベーションにはいくつかの種類があり、窓のリノベーションでも比較的メジャーなのはサッシ交換です。
この方法は、壁の一部を壊す必要があるため、規模が大きいリノベーションとなるため、マンション等の集合住宅では実施することができず、戸建てならではの方法になります。
交換の流れ自体は、古いサッシを取り外し、新たなサッシを取り付けるというシンプルな方法で、どんなサッシでも取り付けることができます。
費用はやや高めで腰高窓1カ所で15~21万円ほど、掃き出し窓1カ所で25~30万円ほどとなります。
そして、壁を壊さずにサッシを交換するカバー工法という方法もあります。
こちらの方法は、外壁に取り付けられているサッシ枠をそのまま残し、上から新しいサッシ枠をかぶせる方法で、外壁を解体する必要はありません。
ただし、元々の窓よりもサイズは小さくなります。
カバー工法は工事の規模が小さいため、1カ所2時間ほどで取り付けることができます。
費用もサッシ交換に比べると安価で、腰高窓で9~10万円、掃き出し窓で12~13万円で、それに材料費が加わります。
さらには、既存の窓をそのままに窓の断熱性を高める内窓の設置もあります。
内窓は、既存の窓の内側にもう一つ窓をつくって窓を二重にするものですが、既存の窓と内窓の間に空気層ができ、それが断熱効果を発揮します。
こちらの方法であれば、既存の窓を撤去する必要がないため、さらに費用は安価で、内窓自体の価格が腰高窓で単板ガラス1カ所で4~5万円、掃き出し窓が1カ所で11~13万円となります。
そこに設置費用が加わりますが、腰窓1カ所で3万5000円~4万円、掃き出し窓1カ所で6万5000円~7万円です。
ちなみに、窓の素材自体にも拘れば、さらに断熱性が高まりますし、防犯面に特化した窓や、防音窓など、生活スタイルに、より密接した窓もあります。
生活の一部である窓のことを考える機会はなかなか多くはありませんが、効率的な室温調整が可能となれば、地球環境にもお財布にも優しくなるでしょう。
これを機に、生活環境を見つめ直すきっかけとなれば幸いです。