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新築住宅と中古住宅で迷ったら必見!メリットデメリットを解説!

2021/10/29

新築住宅と中古住宅で迷ったら必見!メリットデメリットを解説!

新築住宅と中古住宅で迷ったら必見!メリットデメリットを解説!

マイホームを検討している方で、新築住宅か中古住宅で買うならどちらか迷うこともあります。

国土交通省によると、日本は全住宅流通量に占める新築住宅が8〜9割近く占めており、中古住宅の流通シェアは約13.5%(平成20年)で、欧米諸国と比べると1/6程度しかないため、圧倒的に新築住宅が売れています。

しかし、最近では中古住宅を安く購入し、リフォームリノベーションで暮らしやすい環境にする方も増えています。

今回は、新築住宅と中古住宅を比較してどっちを手に入れたいか考えていきたいと思います。

 

新築住宅のメリットデメリット!

 

【新築住宅のメリット】

 

○日本人の好む「新品・未使用」

夢のマイホームといえば『新築住宅』と、いまだに新築住宅の人気が強い印象です。

住宅市場動向調査によると、新築一戸建ての購入者が他に検討した住宅について「新築一戸建て(注文住宅)64.5%」「新築一戸建て(建売住宅)20.7%」と、最初から新築を購入する目的の方が圧倒的に多いです。

また、中古物件にしなかった理由については「新築の方が気持ちよいから」と、気持ちによるメリットが大きいようです。

 

○最新の設備や素材が整う

リモコンやカードキー、暗証番号による電気錠や、不在時でも荷物を受け取れる宅配ボックスの設置

また、太陽光発電、家庭用蓄電池などによる、電力の自給自足で家計の負担を減らしたり、災害時のバックアップ電源などの設備が備わっている。

 

○保証期間が長い

新築の場合、「住宅品質確保促進法」により保証範囲と、10年間という保証期間が定められています。

売主や施工会社は新築住宅について、宅建業法により定めた年数(2年間)よりもさらに長い”物件の引き渡し日から10年間”は瑕疵担保責任を負うものと定められています。

 

○税金が優遇されている

所有権を登記する際の登録免許税は、建物にかかる税率が新築のほうが低いです。

登録免許税が、優遇措置によって通常0.4%の税率が0.15%まで軽減されます。

ただし、登録免許税は登記簿上の床面積が50平米以上である必要があるので注意が必要です。

また、固定資産税は、一定条件を満たせば建物分について新築から当初3年間、半額になる特例が受けられることもあります。

 

○最新の耐震基準

日本は地震大国としても知られており、阪神淡路大震災や、東日本大震災など大きな地震による震災がありました。

そのため、2000年にの耐震基準に伴った住宅のため、地震でも不安になることが減りました。

現在では耐震等級が国土交通省により3つの区分に分かれています。

耐震等級3:極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力(建築基準法施行令第88条第3項に定め るもの)の1.5倍の力に対して倒壊、崩壊、損傷等しない程度
耐震基準2:極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力(建築基準法施行令第88条第3項に定め るもの)の1.25倍の力に対して倒壊、崩壊、損傷等しない程度
耐震基準1:極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力(建築基準法施行令第88条第3項に定め るもの)の力に対して倒壊、崩壊、損傷等しない程度

ちなみに、数百年に一度程度発生する地震は、震度6強~震度7程度を想定しています。

 

【デメリット】

また、家を建てる前に整地したり、地鎮祭、設計から引き渡しまでの時間と人件費がそれなりに掛かります。

中古住宅のように建物の評価価格と不動産の仲介マージン等が購入価格というものから比べてしまうと、新築住宅はどうしても高くなってしまいます。

さらに、自分たちのこだわりの間取りや新しい設備など、理想を詰め込んだ分お金が掛かるだけの理由がありますね。

 

中古住宅のメリットデメリット

 

【中古住宅のメリット】

 

○新築より購入費用が安い

中古物件の場合、新築に比べて購入費用がはるかに安いです。

また、最近では日本の空き家率が高くなっていることから空き家対策による国からの融資や金利引き下げなどの支援も施されるようになっているため、これから中古市場への優遇措置がどんどん設けられるかもしれません。

 

○設備の初期費用削減

中古物件の場合、以前まで生活していた環境にあるため、配管設備やエアコンなどが使える状態であるなど、初期投資が少なく済みます。

ただし、あまりに築年数が古い場合は、設備交換やリノベーションが必要になることもありますが、新築を購入するよりは安く抑えられます。

 

○現地で日当たりや風通しなどがチェックできる

新築の場合は建物がないため、実際に建物が完成してからでないと日当たりや風通しはわかりません。

そのため、すでに建物がある状態で現地で確認できるのは中古物件での強みです。

 

【中古住宅のデメリット】

中古住宅の『汚い』という印象があります。

否定もできませんが、「中古」という言葉のネガティブイメージが強すぎますが、一概には言えません。

前の住民が退去してから入居するまでの間、期間があまり空いていなかった場合や仲介不動産業者がしっかり換気など管理してくれていた場合、長年住んでいなかった中古住宅よりは、キレイに保てていることがあります。

また、中古物件の場合、売却時に少しでも売れやすくするためにハウスクリーニングされる方もいるので、汚い状態という印象は極端な場合です。

中でも注意が必要なのは、新築住宅に比べ、使用年数がある分、設備の買い替えやリフォーム・リノベーションなどの費用が掛かってしまうこともあります。

そして、中古物件からリフォームリノベーションを施工すると、購入時よりも資産価値が高くなり、固定資産税も上がってしまうことを頭に入れておきましょう。

また、中古物件の場合は築年によっては耐震性が低いことが考えられます。

そのため、中古物件を購入する際には耐震性もしっかりチェックしておきましょう。

 

結局どっちがニーズに合わせて選ぼう

 

夢のマイホームでこういう間取りにしたいと決まっている方や費用面で余裕のある方、住宅購入を急いでいない方は、新築住宅に向いています。

新築住宅は、想像するところから図面に落とし込み作成していくため、時間を要するため、時間に余裕を持ち、ご検討できると後悔しないように取り組めます。

しかし、あくまで図面上のやりとりと実物がないというのは、大変な部分も楽しみな部分もあるためワクワクすることもあります。

一方、中古住宅は費用面で安く住宅を手に入れ、今流行りのリフォームリノベーションをしたい方、日本家屋の古き良き住宅だったりレトロ感を追求している方、子供が落書きや壁に穴をあけてもがっかりしたくない方などは中古住宅に向いています。

それに、実物がある分、風通しや日の入り方が実感できるので、生活や広さのイメージに直結します。

結論は、どちらがいいという答えに正解は一切ありません。

逆を言えば、どちらの選択も正解です。

自身のライフスタイルや将来設計など家族の意見を取り入れニーズに合った方を選ぶことがとても大切です。

もし名古屋で中古物件を購入し、リフォームやリノベーションを検討されている方はぜひ、ロルフへお気軽いお問い合わせください。

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