中古物件のリノベーションは向き不向きがある？デメリットやポイントを解説！

2022/02/16

中古物件のリノベーションは向き不向きがある？デメリットやポイントを解説！

中古物件を購入し、リノベーションすれば、キレイな新築と変わらなくなるだろうと考えている方が多いでしょう。

しかし、すべての中古物件がリノベーションに適しているわけではありませんので注意が必要です。

今回は、中古物件のデメリットやポイントをふまえながら、リノベーションに向いているのかどうかを解説していきます。

中古物件のデメリット

中古物件のデメリットでよくあるのが、リフォーム・リノベーションの工事を始めたら物件の不具合が発覚することです。

これは、物件の瑕疵といわれ、本来の機能や役割が果たせない状態にあるものです。

建物の内部は外見では判断できない場合が多いため、内装工事によって解体してみないことには劣化具合などの状態がわからないといった実例も多くあります。

そのため、予想だにしなかった不具合を修繕、補修を施す追加工事をする必要が出てきます。

こういったことを回避するために、事前検査を受けることをおすすめします。

また、中古物件の構造の関係で施工できないリノベーションもあります。

例えば、柱を取り除いて広く間取りをとる、部屋数を増やすための増築などの工事ができないことがあります。

おさえておきたい3つのポイント

【追加工事について】

耐震工事が必要なのか、生活するために必要な水回りの設備が正常か、床や壁に水の跡やシミ、カビが生えていないかを確認しましょう。

床下に湿気がないか、窓のサッシからヒビが入ってないかの確認が大切です。

これは、素人ではわからないことが多いので、プロに調査を任せることをオススメします。

【中古物件瑕疵について】

中古物件を購入したあとに、物件の不具合を見つけたなどの不安はつきものです。

そういった不安を解消するポイントとしては「既存住宅売買瑕疵保険」に加入することです。

加入するには売買する中古物件が、住宅瑕疵担保責任保険法人が行う建物検査に合格する必要があります。

【ローンについて】

物件を購入するためにローンを組み、住み始めてから修繕するためのローンを組むと追加ローン分が上乗せされます。

そのため、返済金額が高くなりすぎてしまいます。

水回りなど住む前に直しておいた方が良い箇所のリフォームをしておくことで、リフォーム一体型のローンを組み、一定の返済額にしておくと負担が軽減されます。

以上のことをふまえて、後悔しない中古物件を探し、リノベーションに向いているかどうか検討していきましょう。

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