和室に床下収納を設けるメリットやリフォーム費用を解説!
2022/04/05
和室に床下収納を設けるメリットやリフォーム費用を解説!
和室に床下収納を設けるメリットやリフォーム費用を解説!
和室は押入れやタンスなどによる収納スペースが限られがちですが、床下収納を設ける事で、さらに収納スペースを確保することができます。
また、畳の下は灯台下暗しで、隠し収納スペースとしても活用できます。
今回は、和室に床下収納を設けることのメリットと、リフォーム費用について説明します。
和室に床下収納を設けるメリット
畳敷きの和室は、実は床下収納を活用するのにとても向いています。
そもそも、畳敷きの部屋というのは、畳は一番上に置かれているだけで、近年の建物ならば畳の下は板敷なのが普通です。
その板の部分に床下収納のような工夫をする話はよく聞きます。
こだわりのリフォームをした方の話だと、畳の部屋に「掘りごたつ」を付けたり、畳の下がほぼ全部収納になっており、ちょっとした物置のような収納スペースだったり、という話を聞いてるだけでも秘密の隠し部屋のようでワクワクしますね。
また、地下に通じる階段をつけて、食糧貯蔵用の小部屋を用意したなんて話もあります。
子供のころに、畳の下に何があるのか確かめてみて怒られた記憶があるからか、畳の下は見てみたくなるのです。
ちなみに、ドラえもんの映画にもそんな話があったり、時代劇などでも畳の下に大事なお金を隠していたりと、畳の下は有効な収納場所になります。
ちなみに、現在では「畳の下に収納がある」のではなく「低めのソファ程度の高さの収納の上が畳になっている」という”置き型収納ボックスの上が畳”というパターンも存在します。
逆転の発想というべきで、畳が好きな方ならば気に入っていただけるでしょう。
リフォーム費用について
畳下の収納については、ネットなどでもさまざまなタイプの商品が販売されています。
通常の扉式の床下収納はキッチンなどによく使われるタイプで、工事費の相場は約10万円程度が一般的と言われています。
また現在では、女性や高齢者でも使いやすいように畳の一畳分が扉になった跳ね上げ扉タイプの床下収納も存在しており、費用が約20万円〜となり、一般的な扉式の床下収納よりは少々高価ですが、開閉に力がいらないため、使い勝手が良く和室にはとてもオススメです。
また、床下収納をDIYする方もいますが、床下収納に適した場所や、開口部のサイズ、深さなどをきっちり測り、底抜けしないよう下支えを取り付けたりと、さまざまなポイントがあるため、専門の業者に任せてしっかり施工してもらうことで失敗して後悔する心配がなくなります。
他にも、家の中の不満な場所や外壁・屋根などリフォームを考えている部分をまとめて相談してみましょう。
値段と折り合いがつく部分だけリフォームを頼むこともできます。
今すぐではなくても、いずれリフォームを頼むつもりで今のうちから施工業者に色々相談し、細かく見積もりしてもらいましょう。