外壁のカバー工法(重ね張り)で失敗&後悔?デメリットや注意点と対策を解説!
2023/07/06
外壁のカバー工法(重ね張り)で失敗&後悔?デメリットや注意点と対策を解説!
外壁のカバー工法(重ね張り)で失敗&後悔?デメリットや注意点と対策を解説!
外壁工事の種類には、カバー工法(重ね張り)と張り替えがあります。
カバー工法でのリフォームを考えているため、どのようなデメリットや注意点があるのかを知りたいという方も多いはずです。
今回は、外壁のカバー工法のデメリットや注意点と対策をご紹介させていただきます。
外壁のカバー工法(重ね張り)とは
外壁のカバー工法(重ね張り)とは、既存の外壁を撤去せずそのまま上から、新しい外壁材を張り付けることをいいます。
張り替えよりも施工期間が短く、コストが抑えられる、断熱性や遮音性が高められるなどといった点がメリットです。
カバー工法(重ね張り)のデメリットや注意点と対策
カバー工法にして後から後悔しないためには、デメリットや注意点、対策を知っておくようにしましょう。
・建物内部の補修ができない
カバー工法は古い外壁を撤去せずに行うため、下地や防湿シートなどの建物内部の状態を確認できず、補修もできません。
内部が劣化した状態のままカバー工法を行うと、新しい外壁材をしっかりと固定できず崩れてきてしまったり、すぐに雨漏りが起こってしまったりなどのリスクがあるため注意が必要です。
〈対策〉
リフォームを行う前に、業者にしっかりと下地の状態をチェックしてもらうことが大切です。
下地の状態が悪くカバー工法が難しい場合は、張り替えを選択する必要があります。
・耐震性が下がってしまう
既存の外壁材の上に新しい外壁材を重ねることで重量が増えてしまうため、建物の耐震性が下がってしまいます。
〈対策〉
重ね張りを行う場合は、金属系サイディングや樹脂系サイディングなどできるだけ軽量の外壁材を使用するようにしましょう。
軽さを重視される場合は、アルミサイディングがおすすめです。
・内部結露が発生する可能性がある
重ね張りを行うと、既存の外壁と新しい外壁の間に、内部結露が発生する可能性があります。
空気の通り道となる「胴縁」という部材を配置すれば、内部結露を防ぐことができます。
〈対策〉
カバー工法によるリフォームを行う場合は、胴縁の施工などもしっかりと行ってくれる業者を選択するようにしましょう。
カバー工法の知識や経験が豊富な業者い依頼すると安心です。
外壁のカバー工法には、建物内部の補修ができない、耐震性が下がる、内部結露が発生する可能性があるなどといったデメリットがあります。
デメリットや対策をしっかりと理解した上で、カバー工法を選択することが大切です。
ロルフでは、お客様のご予算やご要望をお伺いし、お客様に最適なリフォームをご提案させていただきますので、ぜひお見積もりも兼ねてお気軽にご相談ください。
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