ガルバリウム鋼板外壁のメンテナンス費用はいくら？塗装不要の罠とは！

ガルバリウム鋼板外壁は、メンテナンスが不要であると思われている方も少なくないようですが、メンテナンスは必ず必要です。

ガルバリウム鋼板外壁にリフォームする場合は、メンテナンスにかかる費用を知っておくと安心でしょう。

今回は、ガルバリウム鋼板外壁のメンテナンス費用について紹介していきます。

 

ガルバリウム鋼板外壁はメンテナンスが必要

 

ガルバリウム鋼板外壁は、メンテナンスフリーとよく聞かれる素材ですがメンテナンスは必ず必要であるため注意が必要です。

ガルバリウム鋼板には上から塗装がされており、時間の経過とともに塗装がはがれてしまいます。

そのため、建築材をしっかりと保護するには10～15年を目安に再塗装が必要です。

また、「錆び」「苔(コケ)」「傷」などが見られる場合も早めのメンテナンスが必要になります。

 

ガルバリウム鋼板外壁のメンテナンス費用

 

ガルバリウム鋼板外壁のメンテンナンス方法は、劣化の範囲や状態によって異なります。

メンテナンス方法や費用について紹介していきます。

 

・部分補修

 

コーキングに痛みが見られる場合や、外壁に穴や傷などが見られる場合は、部分補修が必要です。

そのままにしておくと、痛みが広がってしまうため、早めに対処する必要があります。

コーキングの補修：約2.5万円～（1か所）

穴や傷の補修：約1～4.5万円（1か所）

 

・塗装

壁に触れると白い粉がつくチョーキング現象や錆び・コケなどが見られる場合は、塗装が必要です。

塗料には様々な種類があり、選択するグレードによって費用や耐用年数が大きく異なります。

塗装によるメンテナンス費用：約60～130万円

 

・カバー工法

塗装ができないほど壁材に痛みが見られる場合は、既存の外壁材の上から新しい外壁材を重ねる工法である「カバー工法」を行います。

選択する外壁材のグレードや、工事の規模によって費用が異なります。

カバー工法によるメンテンナンス費用：約120～250万円

 

・張り替え

張り替えとは、既存の外壁材を全て剝がし、新しい外壁材を張りなおす工法です。

雨漏りが見られる場合や、外壁の内部まで痛みが進行している場合に行われます。

また、外壁のデザインを一新したい場合におすすめの工法です。

塗装やカバー工法と比べ、一番費用が高くなります。

張り替えによるメンテナンス費用：約140～260万円

 

ガルバリウム鋼板外壁はメンテナンスが必ず必要です。

メンテナンス費用は工事内容や選択する外壁材のグレード、工事範囲などによって異なるため、あらかじめリフォーム会社に見積もりを出してもらうようにしましょう。

 

ロルフでは、お客様のご予算やご要望をお伺いし、お客様に最適なリフォームをご提案させていただきますので、ぜひお見積もりも兼ねてお気軽にご相談ください。